佐渡島ライフQ&A
FAQ
島まではどうやって行くの?生活費はどれくらいかかるの?○○は必要?あのお店はあるの?
…などなど、佐渡島での生活に関するさまざまな疑問にズバリお答えします。
あなたの抱く不安の解消のお手伝いができれば幸いです。
佐渡島までどうやって行くの?
佐渡島は新潟県の西部に位置する日本海側で最大の離島で、島へ渡る方法は2023年現在「航路」のみとなっています。新潟港から佐渡島の玄関口両津港まで、カーフェリーだと約2時間半、ジェットフォイル(超高速旅客船)だと約1時間の所要時間です。いまは佐渡汽船を利用した船での往来がメインですが、実は新潟空港を拠点に就航予定のトキエアが佐渡-新潟間、佐渡-東京間の就航を予定しています。佐渡島へのアクセス時間がぐっと短縮される将来も近いですね!
佐渡って寒い?雪は降るの?
佐渡島は対馬暖流の影響によって、新潟市と気温を比較すると冬季は1~2℃高い(逆に夏季は1~2℃低い)と言われています。雪は多く降る年でも30~50cmほどです。個人宅では屋根の雪下ろし作業や家庭用の除雪機などは必要なく、みなさんスノーダンプやシャベルで除雪を行っています。ただ佐渡の冬は風がとても強いので、その風雪の影響で冬は停電が頻発します。佐渡の冬は雪・寒さ対策だけでなく、停電への備えが必須となります。
生活費はどれくらいかかるの?
田舎に移住したら生活費は抑えられそう…と想像する方も多いかと思いますが、現実はそう甘くありません。例えば、ガソリンや灯油、ガスはすべて島外から運ばれてくるのでその運賃分が上乗せされた料金になり、本土よりも割高です。水道代や生鮮食品なども、やはり本土に比べて少し高いなと体感する方が多いかもしれません。そんな離島ならではのマイナスな面もありますが、島内で採れる魚や野菜、果物などは旬の時期になるととてもお得に購入できます!また移住してご近所付き合いを重ねていくうちに、「これ良かったらどうぞ」とおすそ分けを頂く、なんてこともあるかもしれません。合わせて佐渡市では様々な移住支援制度がありますので、これらをうまく活用していくのも生活費を抑える1つの方法かもしれませんね。
スーパーやコンビニはあるの?
はい、もちろんありますよ。佐渡で1番店舗数の多いスーパーは「Aコープ」で、島内に合計9店舗あります。またそれ以外にも「キング」「マツヤ」といった島内企業のスーパー、また県内企業の「マルイ」も佐渡に1店舗進出しています。それぞれの店舗で特色があるので、上級者になるとその時の目当ての品物によって行くスーパーを選ぶという方もいます。また蔦屋書店には成城石井コーナーが併設されているので、そこで成城石井のオリジナル商品や輸入食材などを手に入れることもできますよ。コンビニはローソンが8店舗ありますが、ファミリーマート、セブンイレブンは残念ながら?ありません…。
車って必要?
島内には新潟交通佐渡の路線バスが走っており、またタクシー会社も数社あるので、住まいの立地を選べば車無しの生活も不可能ではありません。ただ島内での移動手段がバス、タクシー、バイク、自転車、徒歩に限られるとその分移動範囲も制限されることなり、また天候によって移動が困難になることもあります。特に冬場のバイク・自転車・徒歩での移動は現実的ではありません。これらを考えると、佐渡島で暮らしていくにはやはり車はあったほうが便利、ということになるかと思います。「車は維持費が掛かってちょっと厳しい…」という方は必要に応じてレンタカーを利用したり、カーリース、カーシェアのサービスを活用するなどもおすすめです。
娯楽はある?
佐渡にある娯楽施設は、カラオケ・ネットカフェ・水族館、あとは古民家を改修した小さな映画館があります。遊園地、ゲームセンター、ボウリング場などはありません。佐渡は娯楽施設が少ない、とよく言われますが確かにその通りで、小さな子ども~若者世代にとって魅力的な施設は少ないかもしれません。ただ佐渡島はとても自然豊かなので、大自然の中で体験できるアクティビティは豊富にあります!定番の海水浴、ダイビング、登山の他にも、最近はシーカヤックやサップ、バギー体験、e-bikeでのサイクリング等新しいアクティビティがどんどん増えています。都市部ではなかなか難しい自然体験が手軽に味わえるのも、離島の佐渡島ならではの魅力だと思います。
病気やケガをしたらどうすればいいの?
島内には総合病院が1箇所、各地域に市立病院や診療所が約20箇所ありますので、まずは最寄りの病院に行きましょう!もちろん、歯科医院や健康診断・人間ドックを受けられる検診センターもあります。
また、新潟県ではドクターヘリの運航がありますので、島内での治療が困難な場合や救急治療が必要な場合は、島外へ搬送されることになります。
グルメはやっぱり魚介系が中心なの?
佐渡に初めてきた人や友人にやっぱりおすすめしたくなるのは、「寒ブリ」「牡蠣」「イカ」「ズワイガニ」「南蛮えび」といったラインナップ。
スーパーでは時期になればとてもお手頃な価格でゲットすることができ、地元の飲食店でも美味しいお刺身をいただけるお店がたくさんあります。
でも実は魚介類だけでなく、佐渡で生まれ育った幻の和牛「佐渡牛」や認証米「朱鷺と暮らす郷」、流通量が少なく『幻の黒いダイヤ』と言われている「ビオレ・ソリエス(黒イチジク)」など、佐渡で味わえるグルメはとにかく多品種!
ぜひ実際に来てみて、美味しい佐渡を楽しんでください。
電子マネー、クレジットカードは使える?
店舗にもよりますが、最近は使えるお店が少しずつ増えてきている印象です。
ただ、都会と比べたらまだまだ現金オンリーのお店も多いので、今主流になりつつあるり『キャッシュレス生活』を送るのは難しいかもしれません。何かあったときのためにも、現金は常に持ち歩くことをおすすめします。
電子マネーやクレジットカードは全国規模のチェーン店ならOK、ぐらいに構えておくのが良いかもしれません。
ドラッグストアはあるの?
2023年現在、マツモトキヨシ2店舗、ウエルシア4店舗、ツルハドラッグ2店舗、ココカラファイン、クスリのコダマが各1店舗ずつあります。
島内のスーパーは20時には閉まってしまうところがほとんどのため、22時まで空いているドラッグストアは、仕事が遅くなってしまったときでも買い物ができてとても便利です。
たまにはファストフードも食べたいんだけど?
島内で食べることができるファストフードは、モスバーガー、吉野家、はなまるうどん、ほっともっと、ミスタードーナツです。
これらの店舗は、佐渡の商業地域中心地である佐和田地区(オフィスからは車で10分程度の場所)に集中しています。またピザーラの移動販売「ピザーラキャラバン」がやって来た時には、佐渡にいながら美味しい宅配ピザも食べられます。
逆に食べることができないのは、島内に出店のないマクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、スターバックスコーヒー等でしょうか。
たまに両津港行きの船内で、ケンタッキーやマクドナルドの袋を持った方を見かけることがあります。きっとご家族か友人へのお土産でしょう。
オフィスってどの辺にあるの?
住所にすると「新潟県佐渡市河原田本町(かわはらだほんまち)202番地」となり、地域でいうと「佐和田(さわた)地区」となります。
河原田本町商店街にある古民家をリノベーションしたインキュベーションセンター(起業や創業をするために活動する入居者を支援する施設)内に、オフィスがあります。
周辺には飲食店や喫茶店があり、車があればコンビニやスーパーも遠くはありません。
ちなみに海まで徒歩2分の好立地。仕事に疲れたときは海を眺めてホッと一息つきましょう。
家電量販店やホームセンターはあるの?
家電量販店は、ケーズデンキ、ジョーシンデンキ、YAMADA(アウトレット)があります。
ホームセンターはコメリ、ムサシ、ひらせいがあり、ひらせいの中には100円ショップのダイソーも入っています。
本土から佐渡への引越し、大型家電・家具を含めると意外と費用が掛かる…という方は佐渡に来てから揃えるというのも1つの手かもしれません。
お店によっては配送をしてくれたり、軽トラックの貸出を行っているところもありますので、ひとまずは車がなくても安心です。
居酒屋はあるの?
もちろんあります!個人の居酒屋はもちろん、チェーン店だとつぼ八もあります。
佐渡はとにかく食材の宝庫、それらを活かした美味しい料理を味わえる居酒屋さんがたくさんあります。つぼ八もチェーン店ではありますが、佐渡の食材を使ったメニューも多く取り扱っています。
また島内には5つの酒蔵があり、佐渡で作られた日本酒の飲み比べもできちゃいます。
ただ、飲んだ後に気をつけたいのは自宅に帰るまでの足。佐渡には電車がありませんし、タクシーも夜は動いていません。そんなときは運転代行サービスを頼むか、もしくは事前に周辺の宿を予約しておきましょう。
もちろんユニクロはあるよね?
残念ながら佐渡には出店されていません。佐渡から1番近いユニクロの店舗は新潟市にあるラブラ万代店(約80km)になります。
ただ島内では「しまむら」「マックハウス」「ワークマン」なども出店されているので、衣類を手に入れるのもそんなに難しくはありませんよ。
あとは本土に行ったときに購入したり、ネットショッピングで購入されている方が多い印象です。
Amazonは使えるの?
使えます!Prime会員であればもちろんプライム商品は送料無料、そしてタイミングが合えば夜にポチッとした商品が次の日に届くこともあります(フェリーの欠航などがある場合は、日時指定の通り届かない場合もあります)。
Amazon以外にもZOZOTOWNや楽天市場等も、基本的には通常通り利用できます。
ただ、楽天市場はショップによって離島料金がかかる場合もあるので、購入前に追加送料の欄をよく確認しましょう。
ペットを連れていきたいんだけど?
本土からペットを一緒に連れてくる際は、佐渡汽船のカーフェリー・ジェットフォイルで乗船可能です(ジェットフォイルは小型のペットのみ可)。
島内の賃貸物件ではペット可の物件もありますが、やはり数は少ないので家を購入してしまうのが1番早いです。
佐渡には動物病院、ペットホテル、トリミングサロンもありますので、ペットと一緒に暮らしていくための最低限の関連サービスは島内で揃えることができます。
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